Making US Military Old Style Rings
WW2 Series

メイキングWW2シリーズ

モノマガジンで有名なWPP(ワールドフォトプレス)社が発行したMOOK「男の指輪カレッジリング」。2012年からPhilip College Ringも取材協力をしました。

同社らしく史実をきっちりと調べ、借りポジ無しの全て自社カメラマンで撮影した膨大なカレッジリングの画像を編集し、発刊されたのが2013年3月でした。初版1万部程でしたが、重版を重ね2年以上経った今も書店に並ぶベストセラーになりました。それもそのはず、日本初の「カレッジリングのバイブル」と言える充実した内容です。

同誌発売後、WPP社に多数寄せられたのは「本に載っている古いスタイルのカレッジリングはどこで買えるのか?」などの問合せだったそうです。国内のビンテージカレッジリングショップさんで売っているものならばいいのですが、多くは同社がアメリカまで取材に行って撮ってきた画像。

そこで特に問合せの多かったUSミリタリーリングのWW2(第二次世界大戦)時代のリングを共同で復刻製作しよう!という事になりました。

 冒頭ページに掲載されたWW2リング

Philip College Ringの提携する海外の金型工場まで出掛けて行き、
倉庫の奥にしまってあった古いミリタリーリングの金型を探しました。

「男の指輪」に掲載された型そのものも複数見つかりましたが、
でも全ての型が長期間の未使用なのでサビが出てしまい使用不可。

そこで、当時のデザインを基にPhilip College Ringで再度
図面を起こして、4種の金型を再製作。

ひとつは「男の指輪」のP109に出ていたUSアーミーの非常に
彫刻な綺麗な型が見つかったので、それも復刻製作。

そして出来上がった試作品


右から2番目のUSネイビーリングは、オリジナルはMOP(マザーオブパール)を使っていましたが、MOPとはようは真珠貝の貝殻ですので落とすとすぐ割れてしまうという耐久性に難点がありますので、オニキスのプレートを代用しました。

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著作権について

米軍の紋章・マーク等については、商業著作権等は存在しておりません。また、本製品の輸入販売に伴い日本国税関・米大使館等に事前照会の結果、「指輪」という装身具趣味品であり身分詐称等に使用される恐れのある品物では無いので問題は無いとの見解が示されています。