MUSEUM


 

福岡ソフトバンクホークス
2018年日本シリーズ優勝記念
チャンピオンリング

 
※本リングの意匠・デザインの著作権は、福岡ソフトバンクホークス株式会社に帰属しますので、本画像を転載したり、似寄り意匠品を製作したりする事は固く禁じます。
 

2018年シーズン、リーグ2位からクライマックスシリーズを圧倒的な強さで「下剋上日本シリーズ」に進出し、日本シリーズを2017年に続き連覇したソフトバンクホークス。Philip College Ringは通算4回目のチャンピオンリングをお作りさせて頂きました。

今回のチャンピオンリングのコンセプトは「ヤフオクドーム」。

ヤフオクドームの4カ所の張り出し窓をイメージしたトップ形状、ドームの屋根をイメージし中空状にしたエンブレムには普段使わない「3行ロゴ」と言われるSoftbank HAWKS FUKUOKAを入れました。エンブレムで隠れている部分にもびっしりとダイヤを敷き詰めてあります。

サイドパネルデザインには日本一ロゴとホークスとして通算9回の日本一を表す★9個。反対側はペットマークロゴ(キャラクターのハリー君ロゴ)の上下に選手名・背番号の定番デザイン。

プレミアム仕様(オーセンティック)
14Kイエローゴールド 平均30g
エンブレム中央ダイヤモンド 
約0.45ct トリプルエクセレント
エンブレム周囲のダイヤ 4個
特注カット天然シトリン
 
スタンダード仕様
シルバー925  20-22g
ニッケルレス特殊金メッキ 
キュービックジルコニア
シンセティック・シトリン

過去3回のチャンピオンリング

2011年日本シリーズ優勝記念チャンピオンリング


 
2014年日本シリーズ優勝記念チャンピオンリング

今回、素材は最高級にこだわりました。

14Kイエローゴールド平均30gのリング本体
特殊カットを施した天然シトリン
トリプルエクセレントの最高級グレードのダイヤモンド

14Kは比重が重いので30gにもなりますが、シルバーだと20g相当の体積ですので、ラージモデルにあたります。体格の良いプロ野球選手なら普段使いにちょうど良いボリューム感です。
 
サイドパネルは2015の年号と【V2】(2連覇)のエンブレム。
エンブレムを囲む★は、ホークスとしての累計優勝回数7回の優勝を表します。
 


贈呈式は2016年3月29日、ヤフオクドームでのシーズン開幕戦試合前に行われました。
プレゼンターは王会長、受領者は工藤監督と選手会長の長谷川選手でした。


そして今回は、【チャンピオンリンググッズ】としてリングのトップ(石座)を使ったメンズアクセサリーもお作りし、ファンの皆様向けに販売されました。

※Tシャツ以外は全てPhilip College Ring製。
※素材:シルバー925にロジウムメッキ 人口シトリン スワロフスキークリスタル
※販売元:福岡ソフトバンクホークス株式会社、株式会社三越伊勢丹(福岡三越、岩田屋本店)

Making Champions Ring

前年のチャンピオンリングのカレッジリング博物館ページでは、鍛造・研磨工程を中心にお伝えしましたので、今回はストーンセッティングを中心にお送りします。 

ダイヤモンドの選別とサイズフィッティング。

今回のダイヤモンドは、南アフリカ産ダイヤをベルギー・アントワープの世界最高峰のダイヤ研磨業者がカットした「トリプル・エクセレント」の最高級品。

必要個数が日本で揃わなかったので、アントワープまで買い付けに行きました。

買い付けに行ったのは2016年2月にベルギーのブリュッセル国際空港を使いましたが、3月にISによるテロが発生しましたので、タイミングがズレていたら・・・

 

アントワープで調達したダイヤを日本で最も権威のある宝石鑑定機関に提出し、1つづつ鑑定してもらいました。

ダイヤの格付けは「4C」と言って、カラット(重さ) クラリティ(透明度) カラー(色目) カットの4点で評価します。

このダイヤは、カラットは直径4mm=0.45ct前後で統一。そして透明度・色・カットともに最高級の「エクセレント」の格付けでした。

 

ダイヤモンドには1個づつ鑑定機関が発行した鑑定書がつきます。

画像をクリックすると拡大します。
3箇所にEXCELLENTの記載が確認出来ます。

今回、最も苦労したのが、このシトリン。

背面のサンレイ(放射線状)カットに加え、表面に大粒ダイヤを受け止めるだけの厚みのあるエンブレムを乗せる為にひし形に「チャンネル」(溝)を掘り下げたました。

ところが・・・割れる、割れる・・・

表面の溝と背面の切り込みが近づきすぎると石が薄くなり、強度が大幅に落ちる為です。お納めした後に割れるとクレームになりますので、叩いたり落としたりして強度テストをして、合格品のみ装着しました。

なんと歩留まり7割・・つまり10個に3個は割れてしまいました。大損害!!!

続いてエンブレムへのダイヤモンド留め。

高価なダイヤで予備も少ないので、割ると大変なことに・・・。
シトリンの損害を大きく上回りますので緊張します。

大粒ダイヤを先に留めると、小粒ダイヤを留める時に工具が当たったりしてキズや割れのリスクがありますので、先に小粒ダイヤを留めました。

松脂(まつやに)台に固定。

小粒ダイヤを留める時は、最新の「テンパーチャードクレイ」という暖めると緩くなり、冷えると固まる固定用粘土を使用しましたが、クレイはとても硬くなります。大粒ダイヤを留める作業では、爪を倒す叩く作業の力を分散させたいので、クッション性のある天然の松脂を土台にしました。

続いて、ダイヤのキューレット(ダイヤ裏側のとんがり)と同じ形状の先端工具でインプラントホール(キューレットを収める穴)をドリルします。
そのインプラントホールにダイヤを仮置き。

テーブル(表面の平らな部分)は平行か?(見た目に影響)

斜めになっていないか?
(真っ直ぐ留めないと取れのリスク有り)

浅過ぎないか?深すぎないか?をチェック。

そして、絶対にダイヤに工具があたらないように、慎重に石留め爪を倒していきます。

この作業だけは、誰にも任せられません。
作業の上手い下手というより、ダイヤ割れのリスクをスタッフに背負わせられないからです。

爪を倒した後のExcess metal処理(地金のキズやバリ取りのケア)も慎重に・・・
ばっちり留まりました!
半完成のリング枠にシトリン、エンブレムをフィッティングします。
センターストーンを留める前の石座の穴を「クレーター」(噴火口)と呼びます。

まだ仮フィッティング段階なので、クレーター内部をクリーニング処理していません。

シトリンを仮置き。
エンブレムも仮置き。

エンブレムは少し大きめに作ってあり、個別にフィットする際にエンブレム裏や側面をやすりで削って、シトリンのチャンネル(溝)にどんぴしゃりに入るようにするインレイ(Inlay=象嵌)という技術を使います。

本来、企業秘密ですが、、、まあ、真似できるモンならヤってみろ・・ってコトで
石留め作業を大公開!約4分の動画です。

※注:動画のリングは選手向けチャンピオンリングではなく、スタッフ向けシルバー製リングです。

たたいていたのは、この部分です。

キャップとかソーマ(Somma:外輪山)と呼びます。

シトリンを留めたリング達。
ダイヤを載せたエンブレム達。
1個づつエンブレムをインレイしていきます。

補強として裏側にエポキシ系の接着剤を少し使用します。

エンブレムを装着したリング。

この後、更に二重補強のために、エンブレム周囲を薄く高透明樹脂で覆います。

また、黒美仕上げ処理も行います。

壮観です!
完成!

わかりますでしょうか?エンブレムは、ベースボールダイヤモンド形をしていて、一番手前の角だけホームベース形です。


 
※本リングの意匠・デザインの著作権は、福岡ソフトバンクホークス株式会社に帰属しますので、本画像を転載したり、似寄り意匠品を製作したりする事は固く禁じられています。

US Armyオールドスタイル・カスタマイズ

 
大粒の人口石が量産されるようになったのは1960年代以降です。それ以前のカレッジリングは、オニキスやタイガーアイなどか小粒の石をあしらったものが主流でした。

US Armyカレッジリングは1950年代のモデルを復刻製作したものですので小粒のルビーが標準石です。

今回は、お客様のご要望で近代的な大粒オーバルのルビーに載せ替えるよう石座を改造しました。併せてサイドパネル下部にある米陸軍創設年「1775」をご自身の生年である「1975」に替えて欲しいというカスタマイズも行いました。

オリジナルデザイン

カスタマイズ後デザイン

 

禁転載

千葉ジェッツ天皇杯3連覇記念チャンピオンリング

 
とにかくトーナメント戦に強いジェッツです。未だB.LEAGUE王者のタイトルはありませんが、なんと2017-2018-2019とバスケ天皇杯を3連覇しました。

今年のチャンピオンリングは、3連覇=3PEATを強調したデザインになりました。
選手用オーセンティックは、シルバー35-40g 天然ダイヤモンドとルビー 3PEAT部分のみ金メッキ 

リング内側には、過去2年もそうでしたが天皇杯決勝の日付を打刻。

2019年3月17日に千葉ポートアリーナで試合前にチャンピオンリング贈呈式が行われ、選手全員+コーチ陣に贈呈されました。


※BGMが著作権により再生出来ませんので音声はミュートしています

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同志社大学カレッジリング 天然ペリドット載せ

O様より「カレッジリングを作りたいが、どうせなら誕生石の天然石を載せたい。それを自ら選んで調達したいので、石のサイズなどを詳しく教えて欲しい」とのお問合せを頂きました。

Philip College Ringの標準モデル「スタンダード1001」には、11.0mm×9.0mmのオーバルストーンがジャストフィットです。人工石は工業規格製品ですので、0.1mm程度しか誤差がありませんが、天然石の場合はプラスマイナス0.2-0.3mmの誤差があるのはザラです。また、厚みも元石(ラフ)の形状次第でバラバラ。

そして何と言っても、色目や反射、インクルージョン(不純物)の有無を見極める必要がありなかなか難しい調達になるのですが、O様はその難しい調達を楽しむかのように色々お尋ね頂き、当方もアドバイス差し上げました。

そしてO様ご自身で選んで専門業者からお買い求めになられた天然ペリドットをお送り頂きました。

3.65ct 11.1×9.0×5.7mmの黄緑が美しいペリドットです。光が入らないと若干暗めの緑ですが、光が入ると別の石のように明るい黄緑の反射が特徴的な石です。

こういった場合、「持ち込み石お預かり証」を発行して製作期間中預からせて頂いています。

出来上がったリングに載せる際、若干石座が狭く鋳造されたのでほんの少しだけ縦横をリカットしましたが、ばっちり載せる事が出来ました。



※プライバシー保護のため、一部画像にぼかしを加えています。
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川崎フロンターレ J12018年2連覇記念チャンピオンリング

「無冠の帝王」から一転し、2017/2018とJリーグ連覇を果たしタイトル量産体制に入った川崎フロンターレ。昨年の初優勝チャンピオンリングに引き続き、2連覇チャンピオンリングを製作させて頂きました。

今年のチャンピオンリングにはキーポイントが二つ。

一つは日本初お目見えの新材料「マルチカラーストーン」をセンターストーンに使用しました。

ブルージルコンをベースにブラックフィルムを縦半分のみ表裏に熱圧着し、フロンターレの昨年のユニフォームをイメージした濃いブルーとブラックのツートンカラーのセンターストーンです。

もう一つは「2連覇を象徴する☆二つを強調したい」という強いご意向を反映し、リングバンド部にチャンネル(溝)を彫り込み、そこへ濃いイエローのスワロフスキー2個を並べました。

片側のサイドデザインはJ王者の証し、シャーレのデザイン。

もう片側は、選手贈呈用は各自の背番号と登録名。

ファン向け販売用はチームロゴと優勝ロゴ

昨年に続き2個のチャンピオンリングを保有する選手とサポーターが続出。
「無冠の帝王」改め「チャンピオンリング・コレクター」になるでしょう。


 

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ウエストバージニア大学カレッジリング 古美仕上げ

米ウエストバージニア大学卒業生のO様より2個目のご注文品。1個目は、ご卒業時に学生生協で購入され失くしてしまったシグネットタイプのリングでした。
                   ↓↓↓↓↓

2個目は、一般的な楕円形センターストーンのカレッジリングを「ウェザリング=わざと使い古しのように見せる」技法でとのご要望。動機は、同窓会の時に「50歳過ぎてピカピカのカレッジリングをするのもなあ・・・」という話題が出たとの事。そこでO様は、ジーンズやエレキギターもダメージやレリックなどいい感じにアンティークっぽくする技法があるので、カレッジリングでも出来ないか?

というご用命です。

Philip College Ringの標準仕上げ「黒美仕上げ」は、彫刻を際立たせるために凹み部を黒い特殊な薬剤で黒くするものですが、それとは違う「アンティークシルバー=いぶし銀」のようなイメージです。

提携する米国メーカーで、一般的ではない一種の裏オプションに、Antique Finish=古美仕上げという技法があることを思い出しました。硫黄酸化物を利用してわざと「いぶし銀」にするものです。Philip College Ringではやった事が無いので、提携工場に薬品の種類や方法を聞き、試してみました。初めてなので、薬剤の濃度や塗布方法など試行錯誤ですが、なんとかアンティークっぽくなり、O様にも現物をご確認頂き、製作に着手しました。

この仕上げ方法は試験段階です。初の試みなので継時変化の状況が掴めていませんので、まだ正式なオプションとして採用しておりません。O様のご協力を得て、数か月か半年程度経過した後の状況を把握した上で正式採用の予定です。

出来上がったものがコチラ↓↓↓↓↓  Before/Afterをご覧ください。

【Before】古美仕上げ前の銀無垢状態

【After】古美仕上げ後


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法政大学カレッジリング10KYG

M様はお得意様です。そのM様の息子さんが法政大学をご卒業との事でギフトのカレッジリングをご注文頂きました。

お父様のM様は、学生時代にアメフト部で大学日本一にもなった名プレイヤーでしたが、息子さんもその血を受け継ぎ、法政大アメフト部「オレンジ」でオフェンスライン選手として活躍。同じ大学の彼女はフェンシング部との事で、同時製作となりました。



※プライバシー保護のため、一部画像にぼかしを加えています。
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近畿大学医学博士カレッジリング

近畿大学で医学博士号を取られた息子さんにお父様からのギフトとしてご注文頂きました。



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レディースカレッジリング

Philip College Ringにご注文頂く方は90%以上男性ですが、年に数件、女性の方からのカレッジリングのご注文を頂きます。女性向けカレッジリング2010型

シルバー925
アクアマリンとキュービックジルコニア



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オリジナルデザインカレッジリング14KWG

 
オリジナルデザインでのご注文。デザインソースは1980年代に活躍したアメリカのロカビリーバンド「ストレイキャッツ」のイメージキャラクターです。

Philip College Ringのホワイトゴールドは、イエローゴールドの上にプラチナを2重張りする古典的な製法です。ホワイトゴールドについて
 
画像の見た目はシルバーと変わらないように見えますが、実物はシルバーとは違う反射の強い独特の輝きです。

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